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Side Amane

「向き合わねばならない時が来た、ということでしょうか。」

Status

    コルダ(Corda)
  • Race: ヒューマン♀
  • Class: Fo/Su
  • Style: 耐久型氷魔法使い

Group

  • Genre: 二次創作+オリジナル
  • Type: 二次創作

Source

    星のカービィシリーズ (C)Nintendo

Detailed information


深遠なる闇。フォトナーが生み出してしまった悪魔の産物。

かつてコルダは惑星調査団と呼ばれる組織の一員であり、
そして星の海「シオン」と邂逅した。
シオンからもたらされた概念は偉大だった。
もたらされた技術によって凄まじいスピードで技術改革が行われていった。
シオンと共に旅をするため、彼らはマザーシップを作った。
それから、フォトンをエネルギーに転換する技術を与えられた時に全てはおかしくなったのだろう。
彼らは自らをフォトナーと名乗り始め、「増長」した。

コルダは気が狂いそうだった。
始めこそは新たな発見と未知の技術、実行可能な叡智に触れ心を踊らせたものだが、今はそう思えない。
自分の常識が覆っていく、得体のしれないものが積み上がっていく感覚。
過剰な叡智を得たフォトナーは更に上を目指した。
この叡智を使って更に上にいけるのではないかと。

肉体を作り延命し続け、知識は蓄積し、長い時間を生きていたからこそ思う。
恐怖した。手を伸ばしてはいけない領域に手を伸ばしているのではないかと。

究極の技術、究極の存在、叡智を駆使した政治家共の化かし合い、陰謀……。
それらをすべて平らげ、悪魔は誕生した。
悪魔の尖兵は宇宙に蔓延り、世界は滅びへと歩みだす。

コルダは逃げ出した。
ずるい、と思いながらも現実から目をそらした。
別の世界の遠い遠い星へ。

全てを忘れようと、居心地のいい空間に逃避しようと、
シオンから受けた技術と権能を使い、自分好みの星を作った。生命を作った。
だが、その技術を使うたびに、逃げ出したことに頭を締め付けられる。
耐えられなくなったコルダはやがて自分自身を封印したのだ。

……

すごく騒がしいのですが何事でしょう……。
イラッとしながらも目を覚ますとそこは

レース会場だった。

誘拐だとかテレポートだとか、そんなチャチなもんじゃ断じて(ry)
間違いなく、この星は私が作った「惑星コルダ」である。
というか自分が目覚めているということは封印が解かれているということであり……。

ひとしきり首謀者を叱りつけた所、
この宇宙に存在する生命体らしい。何年眠っていたかはわからないが、
彼らの言うこの宇宙では宙域を移動することは珍しいことではないらしい。
ダークマターと呼ばれる悪意の塊のような、黒い霧のような、
そんな感じの者との戦いが一段落したので「レース」という娯楽に浸っていたらしい。

しかしコルダは後半部分は聞こえていなかった。
悪意の塊のような、黒い霧のような、少しトラウマが蘇った気もするがそれは横においておいて、
全て忘れてレースを楽しんだ。

ある日、ある集団との交流のためにピンクの首謀者達が旅立つのを見送った。
次元を渡る箱船ローア。かの船が切り開いた次元の奥に視えたのは『マザーシップ』ではないか……?
コルダは向き合う時が来たと悟ったのだった。

フォトナーは正史では、深遠なる闇の封印の際フォトンを扱う能力を失ったと聞く。
その後フォトン能力を扱う人間たち「アークス」を作り上げたと言うが、
フォトン能力を失ったフォトナー達はダーカーへの対抗策を持たず絶滅。
コルダは数少ないフォトナーの生き残りとなっていた。

性格は穏やかで荘厳、惑星コルダそのものである威厳を持ち偉大さを感じる容姿をしている。
口調も丁寧で穏やかではあるが、その口調の端々からは面倒事が嫌いな気を感じ取ることができる。
実際は面倒事が嫌い、というわけではなく、その面倒事に対して怯えている、というのが正しい。

戦闘スタイルは杖(触媒)による超常現象の発露。
シオンから与えられた権能はフォトン関係ばかりではないため、
他にもいろんな技術を持っている。惑星コルダを作ったり等。
また、深遠なる闇の封印に一切関与していないため、フォトンを扱う能力は健在。
当然ダーカーに対する侵食耐性を持ち合わせている。