大阪出身、大阪生まれ大阪育ちだが多少の方言以外は標準語。
本名、雛守可憐。
2026年春前、無免許でスクーター乗り回して調子に乗ってエンスト。
廃工場付近にて、「気持ちの悪い少女」と遭遇する。気づけば自分と同じ姿をした男が立っており、
自分がその気持ち悪い少女になっていたそうな。なおアホ毛は移動せず残った模様。

当時、ロキから身体を取り返すために行動していたが、
ロキが可憐の肉体の魔力量を自分の目的のために欲しており、
半年以上をかけて、散発的な戦闘が続いた。
「謎の記憶」に引っ張られたのもあり、理由を聞いた上で、
ロキと和解、同時に現在の身体のまま生きていくことを決断する。
それなりに葛藤はあったようだが、なんとか前を向くことはできたらしい。

その後、先行して地球と交流のあったラクスたちと共にアークスに与することとなる。

ちなみに、地球全体で見れば、人類種のほぼ全てが「魔力」というものを生成できず、保持もしていない。
よって、魔力がある人物は、特殊な事情があるか、生まれ持った特性のどちらかである。
魔力の容量と蓄積分というものは身体側、平時の魔力の生成量は魂側と言われており、
可憐は生成量が馬鹿げているために、身体側の容量が大きくなったらしい。
というのも、可憐の前世は北欧神話に登場する女神の一柱「豊穣の女神フレイヤ」の生まれ変わり。
神の生まれ変わりの魂というのであれば魔力が大きいのも納得である。
また、「謎の記憶」というのもフレイヤだった頃の記憶であり、女性の体に収まってある意味正しい形に戻ったとも言える。
2029年(A.P.242年)現在、女性としての自覚もあり、女友達と楽しくやってるようである。

戦闘力は、男性であった頃のパワーとスピードは見る影もなく、
それに加えて体力も失われているが、身体が女性になった事により、
魂との同一性が上がったのか、魔法を使った戦闘を得意とする。
海神の一族であるフレイヤは水･氷系の属性の使い手ではあるが、
ロキから押し付けられた肉体そのものは火属性が得意というチグハグ感が発生している。
威力は水･氷、コントロールは火属性のほうが得意なようだ。