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Side Amane

「俺は、許されていい「ヒト」ではない……。」

Status

  • Name: レックス
  • Race: ヒューマン♂
  • Class: Hr/-
  • Style: ヒーローソード軸

Group

  • Genre: サモンナイト
  • Type: 二次創作

Source

    サモンナイトシリーズ
    (c) Flight-Plan FELISTELLA Namco Bandai Games

Detailed information


「ごめん、俺もう、笑えない……。」

昔々、英雄に仕立て上げられた陸軍兵がいました。
周りからは英雄と囃し立てられ嫌気が差した青年は軍を辞めてしまいました。
そんな彼に、助けた事のあったある家の当主から、家庭教師をやってみないかと持ちかけられたのがすべての始まりとなったのです。

教え子はアリーゼ・マルティーニ。
内気でおとなしい教え子であり、時に強い意志を持ってレックスに説教をしたこともある。
教え子とともに、船に乗り込み移動をするというところで、トラブルから島に流れ着き、
ありとあらゆるトラブルに巻き込まれたが、出会った仲間たちと共に、困難を乗り越えました。
皆、大事な、とても大事な教え子でした。

レックスは至らない実力を埋めるべく、偶然手にした力「碧の賢帝」を手にして懸命に戦いましたが、
「碧の賢帝」は島の禁忌である遺跡とつながっており、使用するたびに負の感情がレックスを蝕んでいきました。
最終決戦の際には、すでにレックスの精神は完全に蝕まれていました。
再会した親友の死、不安、怒り、疑心、恨み、そんな感情を解き放ち、島を救った彼は二度と姿を表すことはありませんでした。

……

剣の感情に飲まれるだけになったレックスだったが、
そのレックスが、蝕まれきる前に切り離したのがこの個体。
半身を使って「本体」に封印を施し、本体を体内に内蔵して、誰の手にも届かない場所を探している。

今は次元を超え静かな場所を探していたが、その途中でアークスに拾われる。
可能な限り抜け出すつもりでいたが、ダークファルス、そして深遠なる闇というものを知り、
最終的に「自分が静かな場所で眠るだけでは解決しないかもしれない」と悟り、現状を打開するために
行動を開始する。
が、長い間一人で答えの出ない自問自答と剣のマイナス意識に触れ続けた結果、ネガティブになりすぎる傾向があり、
監視してないと居なくなってしまいそうなので、
お目付け役が爆誕してしまった。一体何者なんだ……(

戦闘スタイルは力任せに、歪な『碧の賢帝』を振り回す攻撃。
陸軍、島での戦いの時に見られた技のキレはもう形も残っていない。
皆は自分のことを忘れて、平和に過ごしていると信じているが、
軍学校以降、軍ではうまく行かず、島を根本の形からは救えず、教え子のことはほっぽりだし、自分のことも守れなかった、
何もかも望んだ形にならない運命のレックスが、
「皆自分のことを忘れて暮らしている」と信じたところで、レックスの望んだ形になるはずもなく……?