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Side Amane

「やれやれ……あんなに頑張るんじゃなかったぜ……。」

Status

  • Name: リョウマ(Ryouma)
  • Race: ヒューマン♀
  • Class: Hr/-
  • Style: ヒーローソード軸

Group

  • Genre: PSO2オリジナル
  • Type: 一次創作

Source

    -

Detailed information


秘密組織アースガイド。
アースガイドは名前が違えど古来より超常現象の対応や、
紛争地帯の問題解決を主目的として裏から働きかける組織で、
あらゆる技術に精通しており、万能な対応が可能な組織である。

リョウマはこの組織に所属するライフルマンである。

面倒くさがりという以外に特筆することのないサラリーマンだった彼だが、
その態度の悪さから周囲からよく思われていなかった。
家にも帰るのも面倒で喫茶でぐーたら過ごしていた時、サー・アーデムより声をかけられる。

君にはできるだの、待遇はどうの、と言われたが正直面倒くさい話である。
それに引き抜きに来られても、今の会社に話をつけに行くのも面倒くさい。
メンドーだからって言って退職しようとしたらそれこそ空気最悪だ。
しかし聞こえてきた言葉が、リョウマの思考を止めた。
別にそんな大した台詞ではなかった。

「今の職場には僕から話をつけておくよ」

一番面倒なことを引き受けてくれんのか?マジで?
たったそれだけのことで、すごく良い気分になった。
同じ面倒くさいならこっちで良いわ、とアースガイドに加入することに。
確かに訓練はだるかったが、待遇はかなり良かった。
前の会社何も教えてくれんかったしな……。
それに、訓練期間が終わった後は担当の地域に飛び、異常がないかをただぼんやりと見ているだけでいいのだ。

しかも担当は本部のラスベガス。
気温の高低差が激しい以外は休日遊び放題じゃねぇか。
こりゃ真面目に仕事をやってもいい気分にもなる。
そんな生活はそれなりに続いた。こりゃぁ転職だな、そう思っていた矢先。

まぁラスベガスで幻創種とかいうやつがドンパチしている訳だ。
概要は聞いていたが、正直言えば半信半疑だった。
リョウマはマジで超常現象とバトルするわけ無いだろ(笑)とか思ってたのだから。
断続的にラスベガスで襲撃を受けるリョウマ達だが、
一番ヤバかったのは、アーデムが本部の部下を殺したという話。

なんとなくあいつならやりかねん雰囲気はあったが、
聞けば「殺した」というよりは「死んじゃった」とか言いそうとは思ってた。
実際リョウマの推測は当たりに近く、後でアークスからの説明によると、
なんでも、人類の「強制進化」を試みたとかで、多くはそのショックで死んでしまい、
多少適合できたところで末路は自我を引き継がない、持たない低級の幻創種止まりだったという。

とにかく当時のリョウマは元同僚やら何やらわからんやつから逃げ回り、
泣きじゃくる同僚をかばいながらとにかく生存を重視した。
結果、幻創種になるような悲劇は仲間ともどもさけられたようだが、
この事件が落ち着いた時、周囲の評判と功績から昇進が決定し、ラスベガス本部の幹部になる。
こんなことなら頑張るんじゃなかった、というのは本人の独り言から。

性格はとにかくだらしなく、面倒くさがり屋。
一言目には面倒くさいで、むしろ何なら面倒くさくないのかも不明。
無線機器信者で、動かずに何でもできるのは素晴らしい文明と思ってる。
エーテルすげぇ。特技はどこでも寝られること。

アークスの基準だと、というか地球の基準でも武器はライフル。