伝説のキャピィ族の男が仕切るグラスコー海賊団。
そんな伝説の男が、酔狂か二人目の子供を拾い上げる。それがカイリである。
元々拾い子であるダイチと歳の近かった事もあったのだろうか、
カイリはとても気持ちの良い気質をしており、特に船旅も気に入ってる様子。

ダイチとソラとはとても仲良しであるが、「ダイチのことは男だと思っている様子」。

性格は明るく活発！声も大きくはきはきとよく喋る。
好奇心旺盛で、興味のあることに関しては関わらずにはいられない落ち着きの無さだが、
慎重になる時は慎重になる海賊としての危機管理もしっかり身についている。
楽しいことが一番ではあるが、それと同じくらい家族のことを大事にしており、海賊仲間のことは皆大事。
幼少の頃にサルベージしたハープがお気に入り。

カイリは海賊団として、大きな出来事に巻き込まれていくのだが、それはまた未来のお話。

種族はヴァルキュリア族。
故にカイリは特殊な能力を持っており能力は「対象のステータスの複製・実行」。
素のステータスがさほど高くない彼女だが、戦闘中だけは戦闘中の対戦相手の身体能力をそのままそっくりに真似る能力である。
足の速さが100の相手の足の速度をそのまま自分に適用させることができる上、
自分のステータスを下回る場合は自分のステータスが優先され、
また戦闘における身体能力だけではなく、基礎能力である体力、五感である視力や聴力、
知恵や閃きと言った直感的な鋭さなどにまで適用される。

未来のカイリはこの能力を駆使し人外魔境に足を踏み入れることになる。

そして欠点であり、また利点でもあるのが、
下回ってるもの以外は「同格が限度」ということ。
決定打がなければ決着がつかないということだ。
逆に言えば、ひらめきや、武装の差一つで決定打になってしまうこともある諸刃の剣。