







Status
- Name: 蘇芳
- Race: ヒューマン♂
- Class: Ph/-
- Style: 長杖軸本命長銃型
Group
- Genre: 擬カビ+オリジナル
- Type: 二次創作
Source
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銀河戦士団に所属する聖職者部隊の一人であった「蘇芳」は、
戦争相手の「ダークマター」に興味を惹かれる。
何が目的でなぜ星々を襲うのか、そもそも「彼らは何処から来たのか」。
本当に只の興味本位だった。
そのたった一つの「興味本位」、その興味本位だけでダークマター側に寝返った「裏切り者」。
聖職者となったのも、祈りや信仰を信じていたわけではなく、
祈りや信仰の対象となる神とは一体何か、という興味本位。
今にして思えば知りたい、という欲求に突き動かされて蘇芳は行動していたのかもしれない。
「聖職者」聖なるクラスに準ずるものではあるが、その枠組の中に入っているだけであり、蘇芳の本質は違った。
超常なるものを理解しようとする哲学者、存在するものに解を与える数学者のそれが近いのかもしれない。
蘇芳は知りたいと思った、解を求めようとした、そしてダークマターに与した。
そして蘇芳にとっては「知りたい物」の優先順位が変化する出来事。
ダークマターよりもたらされた尋常なる力、それを試さずに居られなかったのが彼の敗北だったのかもしれない。
授けられた権能は「竜化」「不死性」「再生」。代償に「聖なる力」を失ったが、
すでに知り得て興味の対象から外れてしまった能力は蘇芳にとってはもはや不要のものであり、
実質ノーコストで強大な力を手に入れてしまった。
ゼロに力を与えてもらい「こんな事ができるゼロに陶酔」し、増長、
飽きることがないであろうゼロに対しての興味は忠誠となり、手に入れた権能を振りかざし、
多くの命が竜化した蘇芳の犠牲になった。
ゼロの復活に合わせ宇宙に侵攻するも、対策を講じていた銀河戦士団に蘇芳は殺害されてしまう。
それから事態の収束後ゼロ改め「霞」による蘇生措置が行われ、
愚かな行いにより、戦士団の元同僚を殺害したことや、自分の浅はかな行動を反省し、
自らの罪を認め、悔い、償っていくことになる。
それでも新たな世界を見せたゼロに対しては恩義を感じており、
霞としても、償うチャンスを頂けたことにより、より一層の忠誠を誓っている。
最もそれさえも、「面白いかもしれないな……」というのは本人の談。
はっきり言って暴走気味で1度目の生涯を終えた蘇芳だが、
性格は物事を素直に聞き入れ、自分で考えた上で判断できる「しっかり者」であり、
起きた事象に対して、正確に行動できる判断力を持ち合わせた優秀な聖職者であったようだ。
それに加え、若干皮肉屋めいたところもあり、冗談を言うなど、同僚との関係が悪いというわけでもなかったようだ。
むしろ、堅実で真面目そうなのが裏目に出ているのか、同僚の面倒事を受けるなどの面倒見の良さもあり人格者でもあった。
が、この性格が災いしたのか、ダークマター軍でも面倒事を押し付けられており、
戦士団の頃と違い、権能を試したくてウズウズしていただけにそれなりに困っていたようだ。
そして、霞に蘇生をしてもらったが、現在おかれている状況はと言うと、
言ってしまえば主が幼児退行してしまった状態なわけで、とにかく面倒事を頼まれ、ねだられ、巻き込まれ、
忠誠を誓うと言ったことを8割ほど後悔してしまうかのような状況にうんざりしている状態。
変に賢しく、無邪気でやんちゃな子供を持った親の気持ちがわかったとかなんとか。
ただそんな日々も悪くないとは思ってはいるようだ。これもまた「悪くない」。
現在は、ダークマターや、元ダークマター等の混沌をもたらした者たちが
監視付きで暮らしている施設から、働き手として主共々アークスに貸し出されている。
戦闘方法は戦士団の頃は聖書による聖属性攻撃だったが、
ダークマター化した際は闇属性魔法、
蘇生した今は杖による光魔法が軸ではあるが、懐に銃を忍ばせている。
蘇芳的には魔法も私の本職であり本命ではあるが、こちらこそが真の本命だとのこと。
味方を闇討ちで手にかけた事を気にしているようで、自ら「堕ちた外道」を自称しているが、
一方で自身が卑怯な手を使う事を割り切っているのか抵抗がない。
もちろん、そういった戦術が必要な場合に限るがな、だそうだ。ホントかなぁ。