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Side Amane

「破壊と破壊、闘争と闘争、どの世も懲りないことよなぁガハハハッ!!」

Status

  • Name: ファーヴニル
  • Race: キャスト♂
  • Class: Bo/Fi
  • Style: -

Group

  • Genre: オリジナル
  • Type: 一次創作

Source

    -

Detailed information


「F-TP002 fevnir」、フランの姉弟機であり、フラン失踪後に急ピッチで推し進められた計画の正体そのもの。
名をファーヴニル、非核の制限に縛られず他国を牽制する最強の抑止力であり、有事の際は最強の矛として機能する、
神代を現代に蘇らせた科学の産物である。

秘匿性を重視し、切り札として温存しておきたかった初号機であるフランを失い、
ヤケになったアメリカが隠すこと無く見せた「懐刀」として、
神代の権能を再現し、それを全面に押し出した究極の1機。
使用された聖遺物は「ファーヴニルの牙」、英雄シグルドが激闘の末に戦いへし折った牙の1本であり、
竜種という人智が及ばないはずの力の結晶体であるが、アメリカはついぞ叡智に及び、これを兵器転用に成功する。
凶悪で純粋なエネルギー体の牙から供給される無尽蔵なエネルギーは
スラスターの出力、攻撃の出力、エネルギーシールドなどの武装を大幅に強化、
それこそがファーヴニルという禁断を解き放った兵器のからくりである。

が、なんとファーヴニルはこの武装を一切使いこなせていないのである。ポンコツかな?
ファーヴニルからすれば、死んだと思ったら一度世界が終わっていて、神代すら終わっており、
人間風情が闊歩していて、挙げ句自分はその人間に「この体(鉄の箱)」に閉じ込められているというのである。
竜種の肉体である翼と牙もなく、竜種特有の波動攻撃も出来ず、「よくわからん形をしている身体」を動かすのがようやっとなのである。
さらに言えば、人間の上に君臨していた竜種が人間に媚びへつらうわけわけでもなく、
ファーヴニルまでもが脱走、自由に行動し始めたのである。
多分研究開発機関は凍結されているんだろうなぁ……。

脱走したとはいえ行く宛もなく、何故かフランを追いかける事は出来たため、
Aの家にまで来る事になったが、Aが、唯一敗北した人間「シグルドの生まれ変わった魂」であることを察しおとなしくしている。
どうも、神秘というものは「帯びる物」らしく、後世にはっきりと現代に残ってしまった逸話や伝説は、
「全く同じ条件」に置いて「同じ結果を残す」とのこと。
この「神秘」のせいで、シグルドの魂を帯びているAには勝てないらしく、Aに逆らえないということらしい。
ここまでファーヴニルいい所何一つ無いが大丈夫か?今日も今日とて好き勝手出来ない毎日が始まる……。
アークスに協力する際もこんな危ないデカブツを家においておくわけにも行かず、ファーヴニルも強制的に連れてきたようだ。

性格に関しては、雑で乱暴でとにかく偉そうで騒がしい。
一人称は「我」で、口を開けば「~だろうガハハハ!!」という語尾がよくついてまわる。
しかしシグルド、つまりAの前だと「すんませんでした……」となる圧倒的小物。おい邪竜。

戦闘スタイルはまさかのデュアルブレード。
どうも人の体になってからはこの武器で「ひっかく」事を意識しやすいらしいとのことだが、
仮にも竜種のエネルギーが詰まったとんでも兵器、動きはともかく出力はデタラメの域で、
ガハハガハハと声を上げながら何もかもを薙ぎ払うだけの実力はしっかりある。
なお「こんなの止められるわけねぇだろ!!」というのはAのコメント。いう事聞いてくれてるうちにしっかり手懐けないと……。

余談だが、少年向けコミックにドハマリしている。