







Status
- Name: ギル
- Race: ヒューマン♂
- Class: Hr/-
- Style: いっぱい武器持ってるタイプ
Group
- Genre: Fate
- Type: 二次創作
Source
-
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かつてこの世の全てを統べ、贅と快楽とを貪り尽くし、
全ての宝を所有した「王」であり、傲岸不遜、唯我独尊を地で行く好戦的かつ残忍な人物。
しかし残忍と言っても誰に対してでも、というわけではない。
でなければメソポタミア文明というものが栄えるわけがなかった。
人間の放つ輝き、人間の作る様々な「物」や「力」に価値を感じ、それを良しとする価値観の持ち主。
「裁定者」とも呼ばれる。
かつて、全てを背負い、神々の時代に対して人類全てを背負いあらがって見せた王には
「この世全ての悪」では足りないと言うほどの器の大きさを持つ。
そんな彼がここに顕現しているのは地球上に存在する「最上級の使い魔(サーヴァント)」としてであり
「聖杯戦争」というものに際して召喚される特殊な存在である。
もっとも、ここで言うサーヴァントは本来星の意志のもと行われる現象を人の手で行えるようダウングレードしたものである。
しかし「この王」に関してはそんな物は関係がなく「The 規格外」の一言に尽きる。
故に、電脳世界の「月で行われた聖杯戦争」ではイレギュラー待ったなしという理由により「月の裏側に封印」が行われていたほど。
その強さの秘密としては「全ての宝物をを所持する」ことにある。全ての宝物ってどっからどこまでだよ、とは思うだろうが、
全ての物語、英雄譚の源流を汲む、そういった物はギルガメッシュ叙事詩から始まった=あとに続くものは「全て贋作」とし、
じゃぁ原点である自分は持ってるよな?という概念が存在し、
実質「地球人の生み出したものは自分が保有するもの」につながるらしい。そんな訳あるかこのチート。
この王にとって召喚者は絶対服従の相手ではなく、あくまで自分が頂点。
自分が消えるとしても気に入らないなら容赦なくマスターを切り捨てる。
王が求めるのは「人間としてとこまで愉しめるか」の一言に付き、つまらないならどうでもいいのだ。
しかしそんな王に自分が「マスター」だと認めさせた者が1人。岸波白野。
だがそれも最初からではない。
なんせ、始めはしゃべることすら許されなかったのだ。
「三つの令呪を代償に、
我に"聞く"機会を授け!
我と"語る"光栄を与え!
我を"見る"無礼を許そう!」
で、ようやく取り合ってくれるのである。無茶苦茶だ。
月の裏の聖杯戦争では、起こる全てがイレギュラーのなか、「空っぽのはずの岸波白野」を見て、
人間の意地汚さや、不撓不屈の輝き、己の目的のためなら全てをなげうってでも自分に手を伸ばす覚悟を見て
「ただ愉しむ傍観者」を辞め、マスターの隣に立つ事となる。
ただひたすらに歯車と化し、ただ浪費を続ける怠惰に堕ちた現代人ではなく、
今を必死に生きようと死にものぐるいに王を求める人間を「愛でる」のが王の仕事らしい。
この王が認めた存在と敵対するのであれば、すなわち「英雄王」が立ちはだかることになる。
絶対に敵に回したくない人物の1人である。
この2人が月の聖杯戦争に勝ち上がり、願ったものは「さらなる愉悦の探求」。
地球人以外が作った電脳世界、電脳世界がすべての世界、受肉が容易な世界など、ありとあらゆる世界を飛び回る。
一向に飽きる気配のない世界に興味は尽きず今日も渡り歩く。
今度はかつての友を連れて―。
しかし、上と下の関係ではなく、隣の関係になったギルと白野は割と愉快であった。漫才かな?
ちなみにあくまで地球の英霊なので、人類の保有する原点はすべて持ってはいるものの、
アークスなどの地球外の物は原点が地球にないので、基本的にアークスの扱うものは取り出せない。
ちなみに「人間の原種」であるアーデムに対しては名前で呼ぶ。ファレグに対してはとりあえず「ファレグ」と呼ぶが、
特にファレグとは価値観が似ているのか、たまに酒盛りしているようだ。
ヒツギとコオリはめっちゃおだててくれるのでお気に入りの雑種らしい。
白野「うちのギルガメッシュがすみません……」