







Status
- Name: シュン(Shun)
- Race: ヒューマン♀
- Class: Hu/Ph
- Style: 取り回し重視ソード型
Group
- Genre: オリジナル
- Type: 一次創作
Source
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一番最初の記憶はケンショウに拾ってもらった時の記憶。
それ以前の記憶は慢性的に行われる性的暴行により壊れてしまった。
神々から投げ捨てられた世界「エルスピラ」。
たしかにこれは投げ捨てられた世界だった。
自分がどういう経緯でこんな事になっているのか、
自分が何者だったのか、ただただ行われる行為を理解しない為に、
人格や感情にふたをしてしまった少女の成れの果て。
それが無名の少女である。
少し規模の大きいギャングに拾われてしまったばかりに、
慰みものとして扱われていた所を、ケンショウが発見し保護。
名前を「シュン」と名付けられ、なんでも屋の一員となる。
しかし、当時のシュンは全てに無関心であり、
何も視えて無いかのようで、聞こえても居ない風なリアクションばかり。
全てに蓋をしてしまったのだから仕方ないのだが、
ただし、発見当初から身に着けていたチョーカーを非常に大事にしている。
ケンショウの努力と、シュンの後に加入したシュウヤの協力もあって、
今は人並みにはコミュニケーションが取れる程度に落ち着いている。
助け出されしばらくの時間が経ち体重が戻ってきた頃、
まずケンショウがシュンに行ったのは「氣」の扱い方と自衛手段の教育である。
自分に合った戦術を身につける必要があり、小柄なシュンに対して護身術のひとつ「セオイナゲ」を伝授する。
セオイナゲは自分の体格を使った技で小さい人間がより大きい人間を相手するのに有効な技であるためだ。
木に結び付けたロープを引っ張り伝授を開始するが、
シュンはそのまま木をへし折って投げ飛ばしてしまう。この子自力でなんとかできたのでは????
パワータイプということが発覚した所で氣の傾向を探る作業に移り、
ケンショウの発明品である武器を渡して使用した所、発現したのは「大剣」と「冷気」。
根っからのパワー型なんだなこいつ、とケンショウはうっすら古い記憶に浸りそうになった所で、
なんでも屋としてあらゆる技術を伝授していった。
性格はとても無口で口を開けば小さい声で細々と音を発す程度だが、
別に話すことが嫌いなわけでもなく、今となっては性格も年相応の女の子になりつつある。
ただ完全に表情筋が死んでいるのか、表情を作るのが下手なのか、
顔は無表情で「いえーい……」とか、「おっけー……」と言ったりする。
感情も今は無感情というわけでもなく、人並み程度には戻ってきた。
戦闘スタイルはパワー型ではあるものの、使用武器の大剣が重いせいか、
大剣を自軸とした機動戦を得意とする。突き刺して固定ポールのように扱ったり、
遠心力を利用し移動や体術のカタパルトとして使うこともあるが、
馬鹿力であるということは決して忘れてはいけない。普通に受け止めてはいけない攻撃であることは注意されたし。
余談だがエルスピラの闘技大会では過去にケンショウが暴れまわったため、
安全性対策のため、専門の術士が参加者に何十にもバリアを施しており、
会場の客席前にもバリアを張っていて、戦場には爆薬でも壊れない強靭な金属を使用しているにも関わらず、
その大剣で床を砕いて突き刺すものだから降参や不戦勝が相次いで世間的にも詳細な戦力は不明とされている。
あの金属破壊することが可能であるならばバリアも信用できんよなぁ……。