







Status
- Name: ミスト
- Race: ヒューマン♀
- Class: Fi/Br
- Style: リミブレ型ガンスラッシュ軸
Group
- Genre: オリジナル
- Type: 一次創作
Source
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ある並行世界からやってきた女性。
一言目には「酒」二言目には「舞」、ミストリオーネはお祭り好きな旅人である。
通称はミスト。
旅人は綺羅びやかな装飾、透き通るような美しい青い髪、フローライトのような瞳、
おとぎ話に出てくる姫君のような、整った容姿をしているが、
……事実そのとおりである(
その正体は「ル・フロルレント」という世界を治めている、同名の国の「姫」である。
ミストリオーネの住む雪と魔法の国ル・フロルレントという国では、一国が大きすぎるため、
「有事の際に世界が傾く」と言われており、ある意味危険と隣り合わせの世界。
ミストリオーネは代々続く王家の血統であり、
いずれは国の先頭に立つか、あるいは配偶者を迎え、妃となる人物である。
故に配偶者になれれば世界を意のままに操れるのではないか、考えるものが後を絶えないのである。
実際、そういった下心が垣間見える縁談が数多く寄せられ、正直疲弊しきっていた所、
むしゃくしゃする気分から、ちょっとやんちゃしたくなってしまったミストリオーネは、
禁術と言われる「召喚術」に手を出し始める。
召喚術とは、他の世界から知性体を呼び出す術だが、相手の同意も得られず、
世界の理から外れたもの、この世界では管理できないものを呼ぶ可能性があり、
生態系、道徳性からはるか昔にル・フロルレントでは絶えさせられてしまった禁術である。
ミストリオーネはある種の天才だった。
危ないからという理由で半ば強制的に城(街レベル)から出られなかったミストリオーネは、
ダンスと読み書きだけが趣味であった。
その読み物には魔導者や歴史書や禁書(管理杜撰)なども含まれており、召喚術を徐々に解明していたのである。
わざわざ「絶えさせらされた」と言うだけあって当時は流行っていたのだろう。
仕組みはシンプルなもので、「逆」のことをするのは難しくなかった。
ミストリオーネは「国」「配偶者」「姫」という立場の事を忘れ、
お忍びで「別の世界」へ行くことにしたのである。
戻れるかどうかは後から考えますわ。
性格はおおらかで寛容。
家柄的には厳格であるべきなのだが、
家柄から開放され、何をしても自国に響くことはないという安心感から、
何でも許せちゃう、そして自分もなんでもやっちゃう、という自分に対しての甘さも際立つ。
特にお酒がその際たる例で、オラクルに来てから最低限の生活費とそれ以外の出費は全てお酒に費やす始末。
自国内にいるときは口にしたことがなく、衛兵や使用人達がお酒を飲みとても楽しそうにしていたことから、
お酒に対しての興味はもともと強かったようだ。
高貴な身分からパーティなどの催しには縁があり、コミュニケーション力は非常に高く、
メンバーとお酒があれば舞えや踊れやの宴に早変わり。
ただし、お酒に関しては酔って酔って酔いまくるが「決して飲まれない」謎の精神力を持っており、
天にも登るような心地よさに気持ちよくなるだけで、思考がぼやけたり、記憶が飛んだり、
目が回ったり、二日酔いになったりはしない。
よって、水分の限界として体が限界を迎えるまで、お酒を飲み続けることができる「酒豪中の酒豪」。
アルコールの分解どうなってんだ。
なお、舞の技術は王家の仕込みなので、それはもう美しい物。
芸術品と言っても良い領域に達している。
それはお酒が入っていても一切衰えることはない。
戦闘スタイルはアークスの武器になぞらえると「ガンスラッシュ」が相当する。
危険が隣り合わせな国であり、大国であるル・フロルレントでは暗殺されることも
誘拐されることも考慮しなければならなかった。
その結果、姫が習得しなければならなかったのは護身術。
場合によっては人を殺めてでも切り抜けられねばならない技術だった。
ミスト曰く、「戦闘ははしたない」という考えらしく(ただし嫌いではない)、
同じ戦闘でも優雅に戦うことを心情としている。
とはいえ、そんな事を家の人間に言えば怒られるが、此処では咎める人も居ないため、
好きな勝手に触れ回っているようだ。