ハイデリンという別の位相に存在する世界のミコッテと呼ばれる種族。

ヒューランとのハーフで、ヒューランの性と名を持っており、
フルネームを「レイテリーネ・ウードロッツ」という。
人種としてはサンシーカーではあるが、サンシーカーの部族としての生活はしておらず、
ヒューランの生活のようにグリダニアの南部森林に住居を構える。ちなみに4人姉妹の次女。
家族の中では裁縫作業と、槍での狩りを担当していた。

大家族故、お金欲しさに冒険者となり金と陰謀の渦巻く砂都ウルダハに向かうが、
紆余曲折あり「暁の血盟」の一員となる。
更に暁の血盟経由で、フリーカンパニー【Renard et Chat】にも加入する。

黙約の塔の監視の一件以来、意識不明のまま寝たきりにもなった事があるが、
現在は元気に冒険者稼業に復帰し、近頃は職人としても力を入れており、
もともと得意だった裁縫と他のFCメンバーを師とし革細工も今や名職人の域に達している。

メインジョブはモンク。
モンクとはチャクラと呼ばれるもので己の身体能力を高め、舞うように戦うジョブ。
レイテリーネの使う体術は恐ろしいまでの速度を誇り、圧倒敵手数は大きな破壊力より勝るほどの火力を誇る。
また、手数だけではなく、限界まで練り込んだチャクラを放出する技や、
身にまとったエネルギーを叩きつける技など、火力に富んだ技も持っている。
サブジョブは学者と踊り子。

オラクルに来た経緯は、オラクルで言う所のパラレルエリアと呼ばれる現象により、
エオルゼアと他惑星がつながってしまったことに起因する。
もっとも、蛮神と呼ばれる、特定の能力を持つものでなければ戦いにもならない化け物が実家の近くに出現し、
挙げ句、「自分自身」を名乗る少女から命を狙われたり、
オラクルとつながってもレイテリーネ的には踏んだり蹴ったりであった。

自分自身を名乗る少女リリィとは和解し、以来パラレルエリアが発生するたびに一緒に遊んだり(組み手等)しているようだ。
レイテリーネは本家のモンクの技を正当進化させた物、
リリィの技はモンクの動きを軸とし、より破壊力を増した物であるため、
お互いに決着がつかず、技を更に研ぎ澄まさないと勝負がつかないためか、
戦えば戦うほど研ぎ澄まされていくのが楽しいらしい。
そりゃ同一人物であり、感性も同じで、お互いにこれが楽しいのならずっと続けられるわな……。

性格は基本的に明るく快活。
しかしプレッシャーに弱く、本番に弱いため顔色を悪くすることも多い。
コミュニケーションは積極的にとっていくが、あくまで無理をしているフシがあり、
人と接するのは好きではあるが、得意ではなく苦手と言った所。
しかしそんな彼女も、今となっては同じFCのメンバーのウェントブリダという女性と「久遠の絆」を誓い合っており、
リリィが来るたびに自慢、もとい惚気話を聞かせている。リリィもこれだけは私っぽくないな……と呆れ気味。

オラクルでの彼女のスタイルはモンクと照らし合わせると「ナックル」。
手数が多く、強力な攻撃を持ち合わせていることから共通点が多い。
ただし、アークスのファイターと違う所は、彼女が使う構えの中に「金剛の構え」というものがあり、
肉体の強度を上昇させる効果があるようで、ファイターの平均的耐久値と比べると著しく高い。
これはその「金剛の構え」というものを「極意」と呼ばれるレベルで極めているためだと推測する。

余談だが意識不明だった間に、実家が記憶喪失のアウラ族の少女を保護しており、
ウードロッツ5人姉妹になっている。