「異界の門」というものを用い出現した「クロム自警団」と名乗る一行の1人。
中でもルフレは軍の誇る軍師で「軍の中で一番謎が多い」。

聞けば自警団とは名乗っているものの、なんと団長が一国の「聖王」なのだという。
前聖王であるエメリナの意向により、大きな軍を持っていない国ではあったが、
戦争が起きたことから自警団がそのまま直属の軍として動き、現聖王の面倒臭さから名前がそのままになっている。
そしてルフレはその「参謀」であるようだ。軍の名前に似合わず、国民や同じ軍人からは神軍師とも謳われるほどの存在。
その自警団が外の世界に何のようだ、と思わないでもないが、
オラクルには予測不可の現象に対応する訓練として、協力を要請したいとのこと。

記憶喪失のところを聖王、当時の王子に拾われたものの、黒幕に良いように利用され、
国どころか世界を巻き込み、更には時間をも超越した事件に巻き込まれ、
挙げ句自分が世界を滅ぼすものになりかけるという記憶がなかったことを加味しても濃厚で過酷な過去を持っている。

神軍師と言われるだけあって、軍を動かす技術は一級品。
自警団レベルから各国の軍や、異形のものや超常の存在から自国と世界を救った実力がある。
並外れた観察眼を持っており、相手を観察するだけでとんでもない数の戦術を導き出す。
また本人も全く戦闘力がないわけではなく、上位の魔法を使いこなしその観察眼から導き出される情報から確実に勝利を収める実力者。

戦闘スタイルは魔術書による魔法で、
彼の扱う魔法はあらゆる物を貫くほどの鋭さを誇る。
アークスといえどまともに受けるひとたまりもないだろう。