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Side Amane

「ん、鬼姫、これが気になるのか?これは飴だ。あ め ちゃ ん、わかるかー?」

Status

  • Name: 飛鳥(Asuka)
  • Race: ヒューマン♂
  • Class: Hu/Su
  • Style: PA連発型パルチザン軸

Group

  • Genre: オリジナル
  • Type: 一次創作

Source

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Detailed information


地球の日本各地にひっそりと活動している組織、「退魔師」。
退魔師とは大昔の日本において悪事を働く「妖怪」や「悪霊」と言ったものを祓ったり、退治してきた組織である。
神秘が薄れ、科学が発展し、妖怪が身近な存在でなくなった現代では、
退魔師の存在を知るものは多くなく、また、妖怪の存在を知っているものはさらに少数となる。

そも妖怪、と一言に言っても悪い存在ばかりではない。
長い時を経て、動物や、果てには道具などが変容したものの事を言うが、
その全てが退魔師にとって敵なのではなく、むしろその妖怪と共存、協力し、
妖怪や妖気にまつわる異変、すなわち「怪異」と呼ばれる現象から、平和を守るのが退魔師の仕事である。
とはいえ、退魔師の全てが妖怪と協力しているわけではない。

護神飛鳥は家内で代々続く退魔師を継承した若者。
飛鳥は契約した妖怪はおらず、錫杖を片手に結界を張る専門の「結界師」であった。
結界師の役割は、ざっくり言えば神秘を結界として展開し、一般人の認識を素材したり、
防御としての結界を作ったり、逆に内側に封じ込めて被害を抑えたりというものが主な役割である。

その特性上、「怪異」が発生した際は最低限の戦力と共に
真っ先に現場に向かい結界を張って応援を待つことになるのだが……

退魔師が使用する言葉として、現象としての「怪異」の他に「怪異」にはもう一つの意味がある。
それは存在するだけで異常とされる、存在してはいけな規模の「個体」の総称として使われる「怪異」である。

ある時、飛鳥はその「怪異そのもの」と直面してしまう。
鬼神。
妖怪には鬼と呼ばれるものは数多く居るが、それはあくまで物や他の動物があやかしとして変じたもの。
鬼神はそういったものではなく、鬼と呼ばれる要素を持ってはいるが、薄れた信仰や歪んだ信仰、
神に対する冒涜などで、生じる「神」と同等のクラスの存在であり、
人ひとりがどうこうできる存在ではないまさに「怪異」である。

そんな鬼神の鬼子(?)と対面し、先輩退魔師の奮闘により鬼子は退治されるのだが、
飛鳥はその戦場の少し離れた場所で女性が倒れているのを発見する。
しかし、うかつに触れてしまったが最後、飛鳥は意識を失ってしまう。

次に目を覚ました時飛鳥が居たのはその女性の胸の中。

「胸のでかい女に抱かれる気分はどうだ?ひよっ子。」

と先輩退魔師は煽ってくるが、その先輩の推測によるとその鬼神は、
鬼子に「生かされていた」らしく、鬼子を倒してしまったことにより霊力が途切れ衰弱してしまっていたらしい。
飛鳥が迂闊に触れてしまったことから逆に霊力を食われ、飛鳥は意識を失ったのでは、と。
そして「鬼神に霊力を食われ」生きていることをネタにされ笑われる。

もっとも、鬼と鬼神は由来が違うため別物であり、それに加えて鬼神と遭遇した退魔師はほとんど生きて返ってきたことがないため、
データーベースとしては情報が不足しており、鬼神の中でも母体になりうる神格を持つ女性の鬼神「鬼姫」ともなると、
情報が皆無と言っていいほど前例がないため、退魔師業界としては若干パニック状態である。
さらに言えば、この鬼神が、従来の鬼神の定義に当てはまらない事はデータがない退魔師達は知るはずもないわけだが……。

以降、「鬼姫」と共に前線に出ることとなり、数々の怪異を解決して回ることになる。
2人のコンビネーションは鬼姫が喋ることができない事を除いても息のあったコンビであり、
鬼姫の元々のスペックと補助に適した飛鳥とで相性は抜群。

アークスと合流することになったのは、
エーテルによって現象が形になる「怪異」をどうにかしていた所をアークスの情報部に観測されており、
のちにアークスから正式に協力を要請した形になる。
飛鳥が選抜されたのは最高戦力に近い実力を持っているので、派遣には申し分ないというのもあるが、
鬼姫というイレギュラーを連れている飛鳥の存在は良い意味でも悪い意味でも退魔師という組織全体を騒がしくする事が多く、
厄介払いとしても都合が良かったためである。

戦闘スタイルは錫杖と咒い(まじない)などのバフを使用した打撃攻撃がメイン。
アークスの基準だとパルチザンとなる。